記録   

ウィーンに帰ったアケミさんからメールあり。
返信を書いてたら、ふとここ最近のモチベーションを単純にまとめた気がしたのでこっちにコピペ。





> カノンちゃんは、なんだかユ二−クでかわいい。成長が単に遅れてるだけのようだし、ウイ−ンで順調に全てがうまくいくように思ってる。



ありがとう、ありがとう。

あの独特の遅さは、私たちには”たのしみ”でしかないのですよ、そうなった。

あの発達のペースのお陰で、私たちは子どもが6歳になっても、手を繋いで歩くたび、いまだにひしひしと感激し、会話を重ねるたび、つくづく幸せを噛みしめることができる。ひとりで懸命に不器用にスプーンを操り黙々と食べるその姿にじーんときて、奇跡すら感じることができる。
こんな充実した、神がかりな幸福な子育て、なかなかできないもんね。

でも日本に居て、日本のエキスパートに導かれているとこの思いには、到底至れなかったのではないか。

「人並みの成長や幸せを夢見るのはあきらめなさい」こんなことを3歳前の子の親に宣告する医療や福祉なんて、存在価値があるのか。


私たちは不幸ではないーーー この直感を信じて突き進みはじめたら、おのずと道が現れてきたよ。