なにがなんでも24。

ここ数日、せっかくの休暇であるにもかかわらず「24 III」である。しっかりハマってシーズン3。やっぱり面白いなあ。神戸時代、「ミレニアム」にハマったあの懐かしき日々を思い出す。しかしあれは怖かった・・・。江崎さん、稲田くん、みんなで観ましたね、懐かしいですね。
しかしシーズン3、途中いくつか強引さを感じる節が。とくにジャック・バウアーの娘、キンバリーちゃんが絡むとどうも説得力がなくなる・・・。シーズン2ではやたらめたら彼女が走るシーンがいっぱい有って、しかも毎回恥ずかしくなるほどゆっさゆっさ巨乳が揺れるので、どうしてもサービスシーンに見えて仕方なかった。そうすると無意味にこじつけて走ってるように見えるし。最初の頃よりかわいさより憎たらしさの方が勝ってきたしなあ。でもシーズン3のラストに、ジャック・バウアーがひとりになって号泣する、と言う、説明のないショットにすべてを許す気になった。しかしまた、すぐ涙を拭いて仕事に急行する、孤独の戦士、ジャックであった。

晦日がこれでアホみたいに終わりました。

あ、でも、念願かなって紅白にて、無事「マツケンサンバ」を観ることができました。これには狂喜!
絶対見逃したくなかったので、観たくもないケミストリーとか韓国人の歌手とか、演歌4連発とか、えらいもんを観てしまった。プチ感動は、「マツケンサンバ」のために「24」を中断しておもんない歌手連発を観る苦行に内橋さんがつきあってくれたこと。ま、おかげであの、一噌さんが藤あや子の後ろで吹きまくるのが観れたり、長山洋子が太棹三味線をべんべんしながら歌い上げる勇姿を観ることもできた。ちょっと良い気分。みてるだけで屈辱的なゲームコーナーとか、ほんまに日本人として情けなかったけど、ま、すべての苦い思いはマツケンに払拭してもらうとして。
しかしマツケン腰元ダンサーズや腰振り旗本たちの晴れやかな笑顔と相反して、極度の緊張からかイッてる感じがなかったなあ。ちらっとワイドショーで見た時の歌い上げっぷりは、もっと目がイッてて、なんともマガマガしかったんだが。やっぱり、自分のチャンバラ劇とかレビューとか、さんざん座長公演で見栄きりまくって、満を持してのサンバ、でないとモチベーションが違うのかなあ。
しかしそれよりも、マツケンサンバがはじまって沸点に達した自分のモチベーションが、楽曲後半に差し掛かって便乗して出てきた他の紅白出演者たちが映った途端急激に下がり、マツケンが映ったらまた上がり、他のが映ったらシラ〜ッとする、を繰り返すのに、自分で笑えた。