めまぐるしい一日

内橋さんの弟家族と新年昼食会。「びっくり寿司」なるファミリー寿司っていうのかな、広間の座敷がある寿司屋。鮨、というより寿司って感じ、でも安くてお手軽なのになかなかネタ上等、仕事上等。満腹でこんどはみんなでボーリング。最近のボーリング、子ども用に「ガーターガード」が付いている。レーン脇のガーターにあらかじめカバーがしてあって、どんな球も取りあえずはレーンに戻るようになっている。そのおかげで、このボーリング音痴の私がスペアさえ出せる出来映えだった。
考えてみるとボーリングって通算三度目くらい。最初も二度目も、ガッタガタにガーターしまくりだったから、まったく楽しめなかった。しかし今回は毎回何本かのピンが倒れてくれるもんだから、なんとも面白い。成績的には結局ふるわなかったけれど、結構楽しんでしまった。内橋さんは威張っていただけあってそこそこの腕前。香音が嫌がらないで楽しそうにボールを持ち上げたり転がしたりしていて、こりゃ来て良かったとホッとした。
そのあと、横浜でUAバンドでと新潟チャリティのイヴェントがある内橋さんとはサヨナラ。多摩プラーザの東急でお団子とハタハタを買い、一路千野家へ。
優子さんから「千代ちゃんが来るからおいで」と招集をかけてもらった。香音を連れて参上。香音は愛ちゃんと新鮮な本たちを読みふける楽しみに溺れてしまい、ごはんもちょっとしか食べず、トイレも二回も失敗する始末。!!!!!!!!!!!!!!これにはほとほと情けなくなったが、宴会としては美味しがり屋さんNo.1の千代ちゃんと頂く優子式よせ鍋は至高のうまさであった。
千野さんは地下のスタジオでモーリィさんと録音してたみたいだけど、終了後歓談。優子さんも随分お元気になられ、ビールを頂きつつあれやこれやとおしゃべりするのはとっても楽しかった。しかし、千野さんがいるにもかかわらず優子さんと三人で話した内容のほとんどが、食べものについてであったことは今思うと苦笑。しかし、知恵と知識の鉄人・千野さんが、ご存知のこと(知識には得てして傾向、タイプがあるもの)と、私が知っていること(同)がズレを生じると、かならずギャンギャンと噛み付かれるのには閉口する。もともと千野さんは私の知を信頼していないのだな。だからなんか言うといっつも「へえ〜???」と、眉毛がズクズクになるくらいツバを付ける。しかも華英アンテナを、かなり馬鹿アンテナと思ってやがる!クソッ!しかし、それが越えられない大いなる壁を介在してのことと認識して以来、私は仏僧のごときあきらめを悟ったので、今日はキャンキャンとへこたれず吠え続けてみた。ばっかやろーと連発されつつ、呆れてくれて助かった。明日から香音も幼稚園だし、ライブが終わってから駆けつけた内橋さんがしらふだったので、楽しい談笑を切り上げお開きに。



帰路、またやってしまった。わたしはどうして内橋さんに「今日どうやった?」と聞いてしまうのか。「面白かったよ」「意外と面白かった」「大変やったけど面白かった」返事は何百回してもいっつもこんな有様。そうだろう、ほかに言葉が思いつかないくらい面白かったというのなら、それはさぞ面白かったのだろう。しかし、このような返答は、問うた者には救い難くつまらぬお返事である。
この9年。いつ聞いてもそれ、どこで聞いてもそれ、今回もまた同じ返事で流されて、もう私は決めちゃいました。・・・・・二度と訊くもんか!!



いっぱい文句言いたい気分になったけど、もうフニャチンに眠いので今日はここまで!