ホームパーティ  

竹谷さんの東京仮住まいに三人で訪問。
カレーパーティというのでサラダを作っていったら、竹谷さんはカレーをトイレに捨てたところだと言う。なんでも、分量を間違えて再生不能になってしまったらしい。せっかくスパイスから作ったカレーだというのに。きっとどうにかなったんではないかと思われるが仕方がない。下水の遥か彼方へ思いを馳せつつ、駆けつけたヒロコさんが修正カレーを作っていた。
初対面さん満載の会合だったけど、素敵な人々と面白い時間が過ごせた。竹谷さんはかなりハイテンションと言うかハイパーなのだが、あさって症候群も併発しているので見てると結構面白い。なんだか自分が冷静沈着でとてもしっかりものな錯覚にもなれる。こういう人が近くに居るといいかもね。というわけで、ウィーンでの再会を楽しみにしてお別れした。


本日、即興のヴォイスパフォーマーを名乗るお嬢さんがいらしていて、Beyond Innocenceの名を「(当然)知ってますよ」と言われたのにビックリ。
「即興やってる人間なら当然ですよ」などとおっしゃる。
・・・9年も前とは言え、はじめた頃は誰ひとり正式タイトルを暗唱してくれなかったFestival Beyond Innocence。いつの間にやらごくごく一部の人の間とは言え、そうして名前が一人歩きしているということに驚いた。


実際の、Beyond Innocenceの現状、現在地、というのがあるとしたら、ランナーにNANIやあふりらんぽ、半野田拓やタイチくんたちをビビッドに定点観測できるところ。というのがあるかもしれない。もちろん千野さんや一楽さん、川端さんやアルタードステイツ、サム、カンさんetc.のセクシ−ガイズあってのリング、なんだけど、一方で森山くんやカコイ、ナンシー等の視点も要注意アイテムになっているのも確か。神戸時代、稲田江崎目線が不可欠であったように。去年の終了後、彼等と話して本番と同じくらい刺激的なアプローチを感じたものだ。3月の「Poolvol.2」に大阪へ行く。できるだけみんなに会って、今年のFBIへの厳しい視線を探りあっておきたいものだ。
前のめりに目撃する当事者。踏み出せる人にしかできない証言が面白い。