日暮里スタジオというのか   

■ただ今内橋さんは、
町田から日暮里の新しいスタジオに向けて荷物とともに移動中。おっちゃんとふたり、赤帽さんのトラックに乗り込んでいる。
この時点で自宅スタジオはほぼ空っぽ、寝室もほぼ空っぽでなかなかのはかどり具合に見える。実際には日暮里行きのはずがトラックに乗せきれなかったものも多いし、まだまだ末路不明の荷物が我が家には散在・・・大丈夫だろうか。いやあ、綱渡りである。
それにしてもあのトラック、ぱんっぱんに荷物を積んで行ったものの、新しいワンルームの激狭い新スタジオに全部入りきるんだろうか・・・心配だ。



■続報
さすが、内橋さん。町田から都内への渋滞中、赤帽のおっちゃんとの気さくな会話ですっかり打ち解け、最終的にはまたグンとディスカウントしてもらったらしい。この赤帽さん、「ダディーズ」と言うなんかアメリカのプロレスショーを思い出す屋号で個人経営しているらしい。トラックのボディに表記された電話番号は携帯電話のもの。ダディー、がんばってるのねん、と思ったら、この春お嬢さんは無事ご就職、そして大阪へゆかれるそうな。よかったね、ダディー。
で、うちの二階から下ろすのに大往生した無印のダブルベッド。日暮里のビルの極小エレベータに乗せることができず、結局ふたりのダディーがうんしょうんしょと階段で運んだらしい。5階です。しかも螺旋階段。苦闘しつつ運び上げるほとんど時間、ふたりはでっかいベッドを抱え回転していたことになる。がはは…と笑ってる場合ではない。階段のあまりの狭さと運搬物のデカさに、ベッドはほぼず〜っとその全体の半分を螺旋階段から乗り出していたことにもなるのだ。こわ〜。ダディーたちの絶叫とともに上からフルダブルベッドが降ってきたらあなた、怖いですよ。
そんな大変な搬入を終え、赤帽ダディーは料金をサービスしてくれ、思わず内橋さんもお支払に「色」をつけちゃったらしい。温かい交流。肉体労働を共に乗り越えた者同士が分かち合った、ちょっとした友愛だ。美しい。
内橋さんは音楽には妥協を絶対許さぬ厳しさを持ち合わせているくせに、日頃はそこはかとなく人の良〜い和み感を漂わせ、時どき世間のお人好しさんと心温まる交流をしてくれたりするから可笑しい。とはいえ子どもの幼稚園の母ちゃんたちにはなにかとナメられることが多く、時どきびっくりするぐらい怒っていたりする。



■お古。
不要品も多いわけですが、香音のお洋服の小さくなったものがたっぷりあります。しかしちょっと前、子供服サイズ90くらいまでは発育が遅いもんだから同じお洋服を随分長く着れていたため、どれも結構「御使用感」にあふれている。シミや汚れ、とよりもむしろ洗濯疲れが目につきますな。比較的キレイなものはどなたかに、と振り分けていても、合格ラインがなかなか難しい・・・。そんなわけで、軽く小さい段ボールに一箱はあると言う有様ですが、いりませんか?、美ッちゃん。