今日も忙しかったから

朝、香音を送ってすぐ戻り、学生君とお勉強。家の前のカフェで2時間。しかしあまり計画無く進めたので英語がちになるし脱線し過ぎ、ちょっと反省。面白い人なので、楽しめるんだけど、ちゃんと勉強しないと続かないだろうしね。お互い英語をしゃべり過ぎたと反省して別れる。また明日も来てくれるんだけどね。


その後香音をお迎えに行く途中の駅でドイツ語コースのお友達と会って立ち話。ネイジェリア人。独特のもったりしたしゃべり方とギョロ目で、話せば話すほど未知のタイプと思えて面白い。明日近所まで来ると言うのでビールを飲む約束。


幼稚園にお迎えに行ってドアを開けると、なんと! 担任の先生ふたりがもの凄い勢いで口論していた!
怖かった〜・・・。


帰宅後おうちで休憩し、プラーターの緑地公園へ。アダとエリザベツがお友達を招待してフェアウェルパーティを開いていた。もう何度か顔をあわせた人、子どもたち、初対面の人などいろいろいたけど、和やかで居心地が良かった。特に、何度か会ったことのあるベアトリックスさん。ウィーンで出会った「大ボケ」系オーストリア人第一号であることを発見。例えば、ドイツ語でもドイツとオーストリアでまったく違う名前のものがあると説明しようとして(もちろん幾つかすでに学校で習っていると言う現実はふせておいたけど)、
「あのほら、あれ、なんていうかなぁ英語で、あの、説明すると、ええと、ミルヒュ、英語で・・・ええと・・・ミルヒュ、あ! ミルク! そう、その、ミルクとズッカー、ええと・・・あ、シュガー、そうシュガー、ミルクとシュガーを混ぜて作るケーキの横にあるあの白いヤツ、ええと英語で・・・」
「クリーム?」
「あ、そう、それそれ!」
かなり「天然」入っていて、つたない英語で冷やかせるほど・・・。貴重な人材である。面白かった。
香音はその間、テーブルを回って食べるだけ食べ、アダや既知の子どもたちに混じりはじめた。最初はハラハラしたけど、最年少だったからか可愛がられて過ごしている。最後はみんなでサッカーしようということになり、2、3人の大人をのぞいて全員で草サッカー。私のサッカー体験はササキヒデアキ氏率いた伝説の草サッカーチーム「ジャコビニ流星FC」以来である。私も途中から参加したが、香音が顔面で大人のおっちゃんの蹴った球を受けてしまった。一瞬半べそに成ったものの、顔を真っ赤にしながらも彼女はこらえた。香音は私らの想像以上にゲーム中の「重要な場所」に駆けつけられるようになっていたのだ。ちょっと前なら、危険なところに追いつかないくらい、遠巻きに参加するのみだったのに。そのあとは、アダが香音を誘って一緒に観戦してくれてたけれど、試合中男の子も女の子も時々様子を見に行って、何やら声をかけ優しくなぜたりしてくれていた。


子どもたちはもっとハーモニーの悪い時もあるから、今日はラッキーだったわ、とエリザベツは言っていた。
確かに同じメンバーでも、もめたり泣いたりして大人も子どもも疲れるシチュエーションもあるんだろう。しかし今日は、たいていの人が最後まで楽しんで、みんなで解散!となるくらいまとまっていたし、なにより大人も子どもも真っ赤になってサッカーに講じるの図は美しかった。もしかしたら、アダのお別れ会だから、というムードがあったのかもしれないけど、それでもウェットな方向に偏ることなくみんなで楽しく過ごせたのは素晴らしかったし、便乗できて良かったなあとココロから感謝。


帰ったら8時を過ぎていて、あわててエリザベツは食事の用意。
私は香音とアダをまとめてシャワーに。写真は控えましたが、ご想像通り、感動的に可愛らしく楽しげな様子でありました。


学校は休みだけど、ワーキングホリデイでもうすぐお留守になる学生君と明日も勉強。明日はその前にクラスのフィンランド優等生と朝から朝食学習会! なかなかかなり、頑張ってますよ! がんばりますよ!