何もないと思ったら

今日は予定もないし、同居人もいないし、暇な一日になると昨日から覚悟してた。
YUKAさんが所用でいらっしゃるも帰省中のエッケさん等と合流するためほどなく帰られ、お昼過ぎから仕方なくただただお散歩に。
今日はドナウ運河沿いをぽつぽつ延々と歩き、合計3時間は歩いたか。
それでも大した事件も無く無事帰宅。
香音と晩ご飯を食べシャワーに入れて寝かせて、片付けなんかをして、平和な気分でゴミ捨てに。
ゴミ捨て場のある中庭(ホフって、中庭とは言わんのかな?)は表のカフェの裏口があって、そっからひょっこりルイジくんが顔出した。ルイジ、とは言えトルコ人であるが、ヤツはカフェのちょっとした看板男。日曜夜もご苦労さん。「元気?おチビちゃんは?」と声をかけられ、ココ数日すっかりドイツ語学習が抜け落ちていたせいで返事は実に情けない程度。
またね〜、なんて帰宅して片付けてると、キッチンの窓からまたもや店の裏口から顔を出すルイジくんが見える。ニコニコと手をふりながら出てきて、こんどは窓の下で小声で「赤ワインでも飲まんかい?」と訊いてくる。なんと、イイ感じに冷えたピーチのお酒のスプリッツアを出前してくれた。一口飲んで、あら美味しい、なんて言ってると、「グラスは明日返してね〜」と、軽快な足取りでまた仕事に戻って行った。やるねぇ。仕方ない、また飲みに行って上げましょう。
単調な一日の最後に、ちょっと気の利いたプレゼントが届いたのでありました。
さて明日からもがんばろう。