この一週間

寒かったです。

今週はお父ちゃんもおりましたので、朝が随分楽です。
香音はどうやら冬眠モードで、夜7時には寝るが朝は7時半まで起きてこない。眠いそうです。それでもどうにかバタバタと出掛け、幼稚園へ。幼稚園のあるヒュッテルドルフはウィーンの端っこ、中心街より2,3度は低そうな雪の街。駅から毎日通る川は半分以上が凍りついてるし、川沿いの緑道は12月初頭から雪が積もったまんま。今週は、手袋やズボンやと防寒具を毎日買い足していました。こっちの子どもらは帽子マフラー手袋は当たり前、もともと厚着である上に、登下校にスキーウェアを洋服の上から着てます。毎日のお外遊びに裏山へ出るのに、そういった装備も不可欠なようで、「厚手のズボンを用意して下さい」とも言われてしまった。しかし、そんな冬支度をようやく揃えると、本人も寒さが楽になったようでご機嫌になった。

毎日こうして送り届けたら、夫妻は連日散歩してました。わたしはともかく、お父ちゃんは昔に比べたらよく歩くようになったもんだ。毎日褒めてしまう(笑)。車も無いし、街も小さいから、もう毎日あの通りこの通りと歩いては珈琲飲んだり。彼は日本に帰ったら連日仕事で休みが無いので、こっちではこういう日々を過ごしてもらうのが良いだろうと、思うことにして。(でも内心、もっとやることあるよな・・・と心痛めつつ)
この時期、街ではバーゲンセール目白押し。さすがに買い倒すわけにはいかないので、もうかなり真剣に検討を重ね、ちびちび買ってます。ついつい、買ってます・・・。
で、街を歩くと時々見かける誘惑。ランチタイム中華ビュッフェとか。あそこは酷かった。カフェ・カフカの向かい。そりゃ誰からも良いと言う評判を聞いたことが無かったけども、試した我々が馬鹿だった。我々は外食産業開発については、もっと保守的になるべきなのかもしれない。

そうこうしてる間にお迎えの時間。
気がついたら、お迎えで顔を合わすほかのママさんたちにも親しい笑顔が増えたものです。有難い。
中でも家族で親しくして頂いているサラちゃん一家には、土曜のランチにお誘いを頂いた。
11月末に引越された新居へ、日本のお土産とシクラメンの鉢植えを持って。
超新興住宅なご新居だったのだが、こころ優しいご家族の、なんとものんびりとしたおもてなしについつい長居した土曜でした。
そして今日、日曜日はゆっくり起きて朝昼飯をダラダラッと食べたら、お父ちゃんの思いつきでHaus des Mehr 、ウィーンが誇る水族館へ。
海の無い国、オーストリアのことだから、これくらいでウェルダン!と褒めるべきかな。須磨水族館と海遊館のある国から来た大人には、さしづめ「立派な熱帯魚屋さん」みたいな感じにしか思えなかったのですが、しかしながら我が家の小さい人は楽しんでました。特にエイ。黒に白い水玉模様があるので草間弥生みたいだねーとか言ってたら、香音はえらく気に入って、エイの水槽からなかなか離れませんでした。けったいな泳ぎ方が良かったのかしら。
2時間ほどで余裕で見て終えられる規模だったけど、うちの虚弱ちゃんにはこの程度で十分だったのか、途中で疲れたりだれたりもせず、そのあとも余韻を味わいながらマリアヒルファーストラッセからMuseum Quartierへと三人で歩きました。MQでは内橋家が片思いしてる美術書充実の書店にて珍しく書籍ご購入。
終始ご機嫌の小さい人に笑わされながら帰宅して晩ご飯。来週末からまた3週間母子家庭なので、今週は仲良しファミリーごっこしてましたとさ。