ご無沙汰でした。

 気がついたら一ヶ月開いてました。あほですね。

夏休みはビッグな企画がない分、電車や友達の車で行ける範囲のオーストリア内で遊んでました。内橋さんは奥の部屋で作曲の日々。名曲が生み出されております様に。
その間、帯電して大変なPowerBookの不調に業を煮やし、遂にマシンを新調。でもツルツルのキーボードになかなか慣れない百…私です(笑)。

夏休みの様子も思い出したら書くべきかと思いつつ、なんと9月4日より晴れて香音さん、ピカピカの一年生に! パンパカパ〜ン!!! おめでとううううう!!!

ネタ満載なくせにハラハラドキドキ、毎日慎重に乗り越えてる間は“途中経過”報告することもままなりませんでした。
しかしながらこの一週間、感心すること多数、へぇほぅと深呼吸すること多数。事細かに書き出したらきっと誰も読まなくなるくらい長くなりそうなので、エピソードや項目ごとに今後ご報告していこうかと思う所存でごまいます。ごま。


長い夏休み中、久々にパパもゆっくり在宅ということですっかり日本語な生活に成っていた香音。
時々独語の子どもに接すると圧倒されたり寡黙に成ったりしていてちょっと心配ではありました。が。休みの終わり頃から自発的にあるCDを聴きたいと出して来る様に。いつの間にか、ステレオのCDを入れ替えて再生することを覚えている我が家のDJたる香音、その聴きたがるCDというのがなんと、独語の朗読CDでありました。うちはテレビがないので、アンデルセンものの4枚組とか児童文学の朗読CDを所持しているのですが、その中のとあるCDを毎日ずっとずっとかけています。流し聴き。数日RCサクセションにはまったりするんだけど、またふと思いついたら朗読CDに戻っている。なんででしょうね。面白いです。

香音は日本で3年間、こちらで9ヶ月ほど幼稚園に通い、フォシューレで4ヶ月。
小学校までの時間が長かった上に、やはり小学校とは?との情報に欠けていると思われるので、心構えというのが心配でした。遊んだり“お仕事”したりしてたものの、やっぱり幼稚園は“過ごしに”行っていたと言えると思う。でも小学校は勉強しに行くとか、学びに行くとか、そう言う訳で、基本的には行かねばならんところだし、イヤなことはしなくていいこれまでの環境とはやっぱり変わる。いや、今度のクラスは個人計画に基づくので自主性を重んじてるから、一斉教育とはまったく違ってはいるけれど、やっぱりそれでも学校だし…。などなど考えつつ、時々「学校がはじまったら…」という話をしたりして。

ところでこちらの新学期は9月である訳ですが、確かにランドセルやシュールトゥッテという独特の“お入学祝い”が売り出されたりするものの、それでも売り場の様子はのんびりしたもの地味なもの。もちろん入学式用のワンピースとかブレザーも売り場でまったく見かけないし、勉強机だって知る限り入学前に用意する人はかなり少数派の模様。クラス担任も○○を用意してきて下さい、といったことをほとんど言わない。上履きとリュックぐらい。体操着も、実用的であれば基本的に何だっていい。特に香音のクラスは、文具も学校で用意するというので、準備は心構えしかできないようなもの。
心もとないとは言いつつ、お金もかからなくっていいし、気持ちが大事よね気持ちが、と思いつつ、C&A(服専門のジャスコとかダイエーみたいなもんですね)でこざっぱりしたブラウスを一枚買って、あとそろそろ買い替え時だったので新しい靴をちょっと張り込んで選び、気持ちだけは精いっぱい張り切って9月を迎えた。内橋さんは3日の夕方到着。“入学式”はないけれど、初日としては十分にわくわくドキドキの月曜日に備えた。