久々にドイツ語学校に行きまして。

 月曜日。今朝は忙しい。午後お世話になっているホルトは、毎月頭に食費や雑費を支払わなくてはいけないんだけど、基本的に希林先生に対面支払い。そのため子ども達を預かる朝8時から午後5時までは支払いを受け付けてくれない。朝は7時から8時のみの受付。別のフロアには幼稚園もあるところなので、午前も不可の模様。
なので、朝がんばって早く香音を送り届け、銀行に立ち寄ってからホルトへ。行ってみると、希林先生の執務室へ通される。予想はしていたがやはりすべてアナログ仕様、21世紀の欧州首都で、先生は手書きの台帳を開いて料金を受け取った。相変わらずポーカーフェイスで2、3質問をし、ため息をついたり「はいはい、わかりました」と言ったきり考え込んだりしつつ、最後にはいつも温かい配慮をしてくださる。香音の鉛筆の持ち方が正しくない、とおっしゃるので、スプーンやフォークもそうでしたが、この夏休みにちゃんとした持ち方に矯正できました、えんぴつもそろそろ覚えられると思います、と言うと思いのほかホッとされたようだった。

そのあとは駆け足でドイツ語学校。
コースは先週からはじまっていたが、申し込んだ時点で休むことを伝えていた。なので、わたしだけ遅れて参上。でも、以前履修したことのあるレベルで、復習の気分で申し込んだのでまぁ大丈夫かな…と思ったら、やっぱりドカーンと忘れていたのでああビックリ。
授業の冒頭、先生が生徒に日付を訊く。ナイジェリアから来た女が「9月11日。アメリカで飛行機が突っ込んだセプテンバーイレブンからちょうど五年」と言った。半笑いだった。アフリカンの女はこういう時無神経な輩が多いのはなぜだ。今度の先生は皇帝フランツ・ヨーゼフみたいな容貌である。皇帝ヨーゼフ、まぁ70〜80点くらいかなー。春に2区で行ったフォルクスホフシューレの先生の方がちょと良かった気もするけれど、得てして“先生のはずれが多い”と人々が言うフォルクスホフシューレ(公設のアダルトスクールみたいなところ)にしてみると、今のところ先生運は良い方かもしれない。

終わって一旦帰宅し、しばしゆっくりして午後3時を待ってお迎え。
「おのどがいたいの」という香音。土日、ウィーンのはずれの友達のお家にお泊まりに行ったのだけど、冷やしちゃったか、何かもらったか…。
しっかり食べて、レメディとってご就寝。わたしは宿題と、学校関係の書類との葛藤で、すっかり疲れてのち就寝。