火曜日のピンチ

 朝、起きて来た香音がちょっとけだるい。お腹が痛いと言ってちょっと調子悪そう。朝ご飯もあんまり食べられずもじもじとしているけれど、出かける時間になるとお腹が治まってスッキリして学校には行くと言う。心配しつつ、少し遅めに出発。学校に5分ほど遅刻して着き様子を伝えると、先生たちは「1年生にはよくあることですよ」と笑って預かって下さり、機嫌良く登校。が、しかし、登校後2時間ほどしてから電話。お腹が痛いとしくしく泣いていると言う。私はすでに独語コースに到着済みであらどうしましょう、じゃもうちょっと様子を見て必要があれば電話しますと言われる。でも朝の様子や昨夜の様子などを思うと、これは帰った方が良さそうだなと思い、到着したばかりだった教室をあとにする。電車の中で再度電話。「やっぱり今日は帰った方が良さそうです。一旦は治まるんですけどやはりお腹が痛いようで…」。私もすでに向かってる途中ですのであとすこしで到着します、と電話を切り、学校へ急ぐ。
土曜日のお泊まりで消耗しちゃったかしら、それとも昨夜パルメザンチーズについたカビを削り落とした時見逃したのが有ってそれが悪くて…などなど色々反省してみる。
学校につくと珍しくドアが開いていて、そこから非常勤のウシィ先生が見えた。ウシィはカノンはあっちよ、と指差してくれる方を見ると、廊下の向こうのトイレの前でなんとカノンが吐いていた! そばでスージー先生がお世話してくれている。なんとまぁ、ゴメンナサイ…。
家に帰っても一度吐いて、レメディを組み合わせて与えて様子を見る。わたしのベッドの上で本を読みながら、ぽぅっと熱っぽいのでうとうとしはじめ、やがて2時間ほど熟睡。もちろんわたしも隣で熟睡。

午後目覚めた時には顔色もすっかり落ち着き、お腹がすいたと言う。リンゴを食べるとちょっとだけど健康的な御大便。早めの夕飯を内橋さん置き土産の“名古屋味噌煮込みうどん”にすると大喜びでしっかり食べる。しかし食べ過ぎたのか再び御大便がゆるんだが、それでも機嫌は麗しく午後9時ご就寝。
先生も“明日はお休みした方が良いよ”と香音に言ってらしたので、明日は大事を取ってお休みしましょう。一日休んだら、持ちかえすでしょう。