何でもないようなことが

 などと唄った歌謡曲がありましたが、幸いシアワセは過去形でもなんでもなく、日々細々と続いております。
今日はぐーんと寒くなったが、昨夜のうちにメールにて警告を頂いていたので(YUKA殿多謝)室温に騙されずちょっとしっかりめに着込んで出発。がんばって早起きしたのに、物凄く風が強くってバス停でフラ〜っと吹き飛ばされそうになりつつ懸命に登校したらすっかり御用を忘れてしまった。明朝こそホルトに月謝を払いに行かねば。

教室に入ったらもう香音は、あっという間にお姉ちゃんたちに構ってもらって、いっちょまえに一緒に遊んでいた。ワーッとかひゃあ!とか言ってるので思わず覗き込むと、教室の真ん中に敷かれたカーペットの上で輪になってる。ちゃんとしゃべれないし、何やってもあやふやなチビなのに、よくも毎日これだけ可愛がってもらえるもんだと感心しつつ、ホッとしつつ。スピーチセラピーの時間帯などで心配もあったけれど、先生と少し話して基本的なことはちゃんと理解されていることを確認できてこれはひと安心。いいかげん、毎朝先生をつかまえて時間を取るのを遠慮しなくては。

お迎えに行く頃には気温も上がっていたけれど、それでも昨日までとは随分違う体感温度
どうもわたしは自分も子どもも薄着をさせすぎるかな、と反省して、今朝しっかり着せておいて良かった。ちょっとの風やにわか雨でもちゃんと着てたら大丈夫ね。
風邪をひかせてからでは遅いので、用心に用心を重ねてると、特に報告するような珍事がなくってもコレデイイノダとほっとでき、噛み締める日々の有り難みである。
日課になった30セントのハートのキャンディをなめながら、一点の曇りもなく「きょうもたのしかった!」の報告を聞き、ランチは何だったのと聞いて「かとーふぇる(じゃがいも)」とだけ言われても心配せず、八百屋に寄っておうちに帰る。夕方には東京で過労のお父ちゃんからスカイペ。楽しそうに返事してる香音。小用で立ち寄るエッケ、友達からの電話、美味しく炊けたシチュー。それで十分、有り難い普通の1日。