壁に絵を描いた。

夏休みももう終わると言う頃になって、コドモはお風邪をお召しに。お腹に来る風邪、というのか、最初に3日ほどひどくお腹をこわし、その後鼻水で軽く微熱。様子を見つつ、近所のビオスーパー(有機オーガニックのスーパー)の店長さん(女校長みたいな、ちょっと偉そうなおばはん)に訊いてみると「ブルーベリーのジュースが一番」と言う。前に干しブルーベリーが良いとは聞いていたが、それ以上に良いらしい。ただし100%果汁だって。「これをちょっとずつ、2、3日飲んでたら、必ず治る」というので、その他消化に良さげないろいろと帰宅。家でゆっくりさせることに。それを機に私が何をやっていたかと言うと、ちょっくら壁に絵を描いた。

壁を好きな色に塗るというのはこっちの人は気軽にしていますが、基本、“白復帰返却”。何しても、白く塗って返せば良い、ということで、それは現状復帰の原則の日本と同じと言えば同じなんだけど、白で借りて白で返す…までの間の過ごし方が違うと言うことか。壁にカラフルに塗る、ラインを入れる水玉にする絵を描く…なかなか楽しい友人宅を見るにつけ、心揺れていた。
8月上旬、内橋さんが居る間に模様替えをしたので、はじめてリビングらしいリビングを確保できたのだが、そこが今のところ結構がらんとしており、大きい植物でも置きたいけど、高いしなぁ、絵でも飾りたいよねぇ、でもウチに買って飾りたいような絵画って…大竹伸朗の『網膜』。でかすぎ!!… とまごまごしてる間に、じゃちょっくらそっと絵でも描こう、と思い立ったら早かった。


下絵無し、下書きも無し、完全即興…。だからちょっとデカくなり過ぎちゃいました。




カノンもご満悦です。