今日も書いてみよう。

思いつきで、今日も書いてみようかと。(それでこそ普通なのですが)

 きのうはおうちでゴロゴロして過ごしたので、今朝はわりかし素早く目覚められた。
(わりかし…って、もの凄く限定された口語?)


  • おごる? おごらない?

安請け合いして、大学の日本学科で今日【3分間スピーチ】をやるという某青年の原稿を、朝イチで見て上げる。香音を8時前に着くように学校へ連れてって、待ち合わせのカフェに行く。
授業まで時間がないのでサクサクとチェックしてあげてさてお勘定。
青年はまとめて支払っていた。とはいえ財布を出して「払いますよ」若き彼は一瞬「モウイイデス」と日本語で言ったものの、スマートにご馳走する振る舞いと言うのができない。こちとらスマートに自分の分を払う術を会得した30代であるからして、サクッと手渡す。が。ドイツ語を教えてもらった訳でもなく、珈琲一杯なので奢らしてやれば良かったと、こう見えても倹約家の私はちょっと心残り。

授業は素晴らしくサクサクと進み。(サクサク言い過ぎ?)
快晴の初夏を満喫するように大学から歩く。いつの間にか、さっきからしゃべってた学生、ワイン農家の娘さんと連れ立って歩く。色気のない彼女は昨年神戸にて滞在した経験があり、ウィーンの真ん中で阪急六甲の駅前について語り合う。じゃあ飯でも食おう、ということになり、近くのパキスタンカレー@料金カンパ制のお店に。
日本語履修3年目になるワイン農家の娘さんは所持金がゼロで(親近感がわく)、立て替えてあげることにしてお店へ向かうが、彼女はこのお店をまだ知らなかった。カレービュッフェで好きなだけ食べて、好きな料金払えば良いんですよと教えてあげる。食後、美味しかったしたくさん食べたから5ユーロは払わなくちゃと言う。世間的には妥当だが、赤貧チルドレンとしてはもう少し押さえたい私。
とはいえ、立て替えてあげるシチュエーションでアナタ5ユーロ私3ユーロ、なんてのもおかしいのでふたりで8ユーロ払う。
この店への案内、立て替え含めて何度もワイン農家の娘さんはお礼を言うが、根本的にちょっとおかしい。
どうも、「誘う」と「招待する」を混同している模様。
何度か繰り返して「誘う」は「奢る」のとは別だよ、と教えてあげるが、どっちがどっちかわからなくなった様で混乱している。
そこで、「誘う」は必ずしも支払いを伴わないと言うイメージを持ってもらうため、「勉強に誘う」「散歩に誘う」「仕事に誘う」など例を挙げるとたちまち理解を示すので、調子に乗ってトドメとばかり「あとね、よくある言い方、“ベッドに誘う”!」と言うと、真っ赤になってうつむいてしまった。
少々刺激が強すぎた模様・・・。スミマセンデシタ。